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今後の住宅ローン金利の動向が心配です。今後の景気動向によって再び住宅ローン金利が4%台に推移することは、十分に考えられます。 宅ローンを借りる前に知っておくべき、住宅ローン破綻者にならないための掟。住宅ローンを組む前に、様々なリスクに対処するべくローンのプランを選んだりした結果、リスクを補いきれない場合もあります。そうしたときに、住宅ローン破綻をどう防げばいいのか?

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今お勧めは長期固定金利のローン

住宅購入は人生の最大の買い物のひとつでもある反面、あまり何回も経験ができないために失敗のリスクが大きい買い物ですよね。
住宅ローン選びも成功の大きなファクターのひとつです。
不動産屋さんや銀行マンや住宅営業マンの言葉を鵜呑みにしたり、自分が理解できないことだからすべてまかせっきりにしたりすると、大きな失敗をすることもあります。
たとえば、不親切な不動産やさんや住宅営業マンの場合は、土地や住宅を買ってもらえばいいわけで、あなたが後々どんな生活を送ろうが、責任はないわけです。
だから、あなたがローンさえ借りることができれば、高い土地や住宅でも売りつけるタチの悪いのも中にはいます。
銀行だって、例外ではありません。
ご存知のとおり、今、世の中は金利が上り基調ですよね。
今お勧めは長期固定金利のローンです。
金利の安い今のうちは有利です。
しかし、銀行は変動金利を勧めるところが多いです。

住宅購入を成功させよう

単純に考えると、変動金利でローンを組むと当初の金利は安いので、比較的審査は通りやすいわけです。
月々の支払いも抑えられるので、購入する側もコレならたくさん借りられると高い物件にも手が届くわけです。
ついに夢のマイホーム実現です。
あなたもニッコリ、先ほどの不動産さんや住宅会社もニッコリです。
ところが、将来金利が上がれば銀行は儲かり、あなたの返済額は増えるワケです。
もしそのようになったら誰が責任をとってくれますか?
私は、固定金利が絶対に良いとか変動金利が絶対に悪いと言っているんではありません。
将来のことはだれもわかりませんから・・・
ただ、何も勉強もせず人まかせにしてローンを組むのが問題だとお伝えしたかったんです。
重要なのは、あなた自身が判断基準をもつことなのです。
参考にして、あなたが住宅購入を成功させ、幸せな生活を送られることを願っています。

住宅ローンの現実

46,582件
いったいなんの数字でしょう・・・?
これは平成15年度における住宅金融公庫住宅ローンの支払いを6ヶ月以上延滞した人(世帯)の件数です。
住宅ローンを延滞している件数(債務者)が年を増すごとに増加していることがわかります。
平成8年から平成15年の7年間で、
46582÷15800=2.94
なんと、約3倍にも増えています。
さらに、6ヶ月未満の延滞者は100万人以上いるということです。
住宅ローン破綻予備軍です。
1世帯あたり夫婦共働き2人で計算すると、200万人が住宅ローン破綻の危険にさらされていることになります。
生産年齢人口は約8400万人ですから、
8400÷200=42
つまり、42人に一人が住宅ローン破綻の危険にさらされていることになります。
また、このデータは住宅金融公庫だけのデータです。
銀行など、他の金融機関のデータを加えるとさらに件数が増えていくはずです。
この現実を、どう思われますか。
せっかく夢のマイホームを手に入れたのに、住宅ローンで生活が行き詰まる家庭がこんなに存在しているのです。

住宅ローン延滞の理由

どうしてこのようなことになってしまったのでしょう・・・?
延滞の理由は平成17年に公庫が調査したところ、
1.失業・転職等による収入減 31.9%
2.自営業の不振・倒産 25.1%
3.住宅取得に係わる借入過多・浪費等 13.8%
4.債務者の病気けが等 7.2%
5.その他の理由 21.7%
でも、ちょっと不思議なのは、公庫は民間と比較しても借入の審査が厳しく、月々返済額の5 倍の月収がないと貸してくれなかったはず・・・?
(月収の最高20%を住宅ローンの返済にあてる返済)
これにはワケがあります。
ご存じの方もみえると思いますが、「ゆとり返済」という返済法が大きな原因の一つなんです。
「ゆとり返済」は、当初5年間→6〜10年間→11年目以降と金利が段々上がっていく仕組みのローンでした。
最悪、返済額が倍増することもありました。
平成5年度、6年度に公庫の「ゆとり返済」を利用した人は70 万人にも上りました。
平成5年度、6年度といえば、バブルがはじけて3〜4年のころ。
住宅を建てる人が増えれば景気もよくなるだろうと、景気浮揚策として「ゆとり返済」導入されたワケです。
公庫は民間と比較しても借入の審査が厳しく、月々返済額の5 倍の月収がないと貸してくれなかったはず・・・ところが、当初5年間の低い金利で審査が行われ、どんどん貸し出したワケです。
当時はまだ、ほとんどの人が「給料が必ず右肩上がりに上がる」という幻想から抜けでていなかったんでしょう。

「ゆとり返済」住宅ローンの怖さ

「将来返済が増えても給料が上がるから大丈夫」と心のどこかで思っていたはず・・・でも、不景気が長く続いてしまいこのような始末に・・・
返済額が増えるのも問題だが、当時の「ゆとり返済」を利用した人は、ちっとも借金が減っていない。
5年間返済して減るのは、借りた金額の1%だけ。当時、公庫の「ゆとり返済」や年金のステップ返済で 3,000 万円借りた人の5年後のローン残高は、ほぼ2,970 万円近く。
この5年間に、ざっといって 630 万円ほども返済しているのに、このうちの 600 万円は利息だったわけです。
あなたにお伝えしたいのは審査をクリアして、返済できると思われていたのに、返済できなくなってしまっている家庭がこれだけある事実です。
これは、あなたの家庭にも起こりえる可能性があるということです。
バブル崩壊という大きな要因がありますが、今後10年、20年と住宅ローンを返済していく間に、もう一度同じことが起こらないとは限らないのも事実です。
現に、バブル時代に住宅ローンを利用した人は、10年ほどの間にこれほど景気が変わるとは思ってもみなかったでしょう。
住宅ローンの怖さが、この表に大きく顕れていると思います。

「貸してくれる」金額と「借りていい」金額

前の章を読まれて、「怖いから、もう住宅買うのやめようかな・・・」なんて思われたら、ごめんなさい。
あなたの夢を壊すつもりはなかったのですが、住宅ローンを借りるという危険を見据えて計画してほしかったので、少々脅し気味になってしまいました。
でも、考えようです。
あなたは、42人のうちの41人に入ればいいのですから・・・
ちゃんと計画すれば、そうは起こらない事かもしれませんよ♪
ところで、前章の問題の本質は、いったいどこにあったんでしょう・・・?
住宅金融公庫は民間と比較しても借入の審査が厳しく、月々返済額の5 倍の月収がないと貸してくれなかったはず・・・
ところが、「ゆとり返済」の当初5年間の低い金利で審査が行われ、どんどん貸し出した。
結果は前述のとおり。
国でさえこのようなことをやっていました。
つまり、審査がとおるということは「貸してくれる」ということ。
借りる方も、住宅の選択範囲が広がるので、たくさん貸してくれるなら・・・と借りてしまう。
国が審査しているんだから、銀行が審査しているんだから大丈夫?
でもちょっと待ってください・・・・・国は住宅を建てる人が増えれば景気もよくなるだろうと、景気浮揚策として「ゆとり返済」導入したんですよ。
国だってあなたの購入後ことは真剣に考えていません。
当たり前だけど、借りたお金は返さなくてはいけない。
毎月ちゃんと返済できるのか?
毎月返済できないなら「借りてはいけない」。
当たり前ですよね。
つまり、あなたに肝に銘じてほしいのは、必ずしも「貸してくれる」金額=「借りていい」金額ではない、ということです。

住宅ローンの真実
住宅購入を成功させよう
住宅ローンの現実
住宅ローン延滞の理由
「ゆとり返済」住宅ローンの怖さ
住宅ローンを無理なく返す
「貸してくれる」金額と「借りていい」金額
「借りていい」金額を目安にする
家賃=住宅ローンの支払額
住宅ローンの金利は経済動向に敏感
ムリなく返済できる額の計算
取得後の維持費
固定資産税と都市計画税
毎月払う費用
将来の金利動向
一戸建でも将来の修繕費を準備
4%長期固定で計算
民間金融機関の審査金利は「4%」
変動金利と固定金利
住宅ローンのシミュレーション
住宅ローンはたった2 種類!?
変動金利と固定金利
固定金利の住宅ローン
フラット35 などの長期固定金利
長期プライムレート35年間の平均値
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